2018.08.18

ダイバーお役立ち情報

クラゲのお話

クラゲのお話

【応急処置を知っておこう!】

クラゲ危険
まだまだ暑い日が続いていますね…
舞子浜も連日、海水浴客が絶えません。

夏の海と言えば、楽しいのはもちろん、
ついついはしゃぎ過ぎてケガをしてしまうかもしれません。

そして、海のケガで一番怖いものと言えば…クラゲです!
毒を持つクラゲに刺されてしまっては、命にも関わるかもしれません。

そこで今日はもしもクラゲに刺されてしまったら、
どの様に応急処置を施すべきかをご紹介いたします。

基本的な応急処置

アカクラゲ危険
まず、クラゲに刺されたら速やかに海から上がって下さい。

猛毒のクラゲの場合は、刺されてすぐにショック症状が現れる危険があります。
(呼吸困難や麻痺症状、また遊泳を続けると毒を促進させてしまう恐れがあります。)

次に刺された患部を海水で洗い流します。
この時に強く擦ってしまうと、更に刺されてしまうので静かに洗い流します。

クラゲの触手が患部に残っている場合は、ピンセットなどで取り除きます。
決して素手で触らないようにしましょう。

「抗ヒスタミン軟膏」があれば患部に優しく塗ります。
市販の物であれば「ムヒアルファEX」がダイバー御用達です♪

しかし、これらはあくまでも応急処置です。
必ず早い段階で医師の診察を受けて下さいね。

真水はNG!?

冒頭で刺されたら海水で洗いましょう、とお伝えしました。
なぜ、真水はNGなのか?

真水で洗うと、浸透圧の差により刺胞の毒液が体内に流れてしまいます!

ペットボトルに海水を汲んで陸上で洗うか、

患者の体調が良く、近くにクラゲの姿が見えなければ
浅瀬に入って海水で患部を洗い流すと良いでしょう。

酢や尿が効果的、は迷信?

よく酢や尿(の中に含まれるアンモニア)をかけると良いと言われていますが
クラゲの種類によっては逆効果になるかもしれないんです!
カツオノエボシ
特に「カツオノエボシ」には酢は逆効果!
どのクラゲに刺されたか分からないときは危険です。

尿に含まれるアンモニアを利用する方法もありますが、
コチラも迷信?あまりオススメはされていません。

確かにクラゲの毒にアンモニア成分が効果的と言われていますが、
尿に含まれるアンモニア成分は微量。

その為、真水に近い物を患部にかけることになりますので
毒液を体内に流す危険があります。

まとめ

たくさん処置法をお伝えしてきました。

①海水で優しく洗う
②残った触手をピンセットで取り除く
③「抗ヒスタミン軟膏」を塗る
④医師の診察を必ず受ける

正しい知識と、適切な応急処置を学んで
夏の海と上手にお付き合いしていきましょう♪

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まだまだ夏は続いています!ご検討の方はお早めにお問合せ下さい♪