いよいよ夏本番ですね!
今回はそんな夏本番のダイビングの必需品、
日焼け止めについて紹介します!
紫外線から皮膚を守る日焼け止め!
しかし、一部の日焼け止めに含まれる特定の化学物質が
海のサンゴ礁の白化を引き起こすことで、
生態系全体に深刻な影響を及ぼし、サンゴ礁を死滅の危機に
さらしている可能性があります。
そこで、サンゴ礁に優しい日焼け止めの選び方を紹介します🌞
(沖縄県・西表島のサンゴ礁)
サンゴ礁に優しい日焼け止めを選ぶ時のコツを簡単に書くと…
「ノンケミカル(紫外線吸収剤不使用)」「ナノ粒子不使用」
この2つが重要なキーワードです!!
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日焼け止めは「ケミカル」「ノンケミカル」に分かれています。
ケミカルに含まれるオキシベンゾンやオクチノキサートなどの
紫外線吸収剤は、紫外線を肌に吸収した後、熱などのエネルギーに
変換することで日焼けを防ぐものです。サンゴ礁の白化を
引き起こす原因となるものでもあります💀
また、紫外線を肌に吸収し、熱などのエネルギーに変換するまでの
過程で化学反応が起こる為、肌が敏感な方にはアレルギー反応が
でることもあります😵
そのデメリットを払拭するのが、酸化チタンや酸化亜鉛などの
紫外線散乱剤のみを使用したノンケミカルの日焼け止めです。
ノンケミカルの日焼け止めには、「紫外線吸収剤不使用」と
記載されているのが特徴です。「敏感肌向け」と記載されていても
紫外線吸収剤を使用していないとは限らないため、
ノンケミカルの日焼け止めを選ぶときは成分まで確認しましょう😌
ケミカルの日焼け止めに比べ、ノンケミカルの日焼け止めは環境だけでなく
体にも優しい日焼け止めです🌟
ですが、肌になじみにくく白浮きする、汗や海水で流されやすいなどの
デメリットもありますので、ダイビングで使用する場合は
こまめに塗りなおすようにしましょう😊
(水で濡れても落ちにくい日焼け止めは最後に紹介します!)
(近年では、白浮きや乾燥するなどのデメリットを
減らしてきている商品もでてきています!)
また、成分だけでなく粒子の大きさもサンゴ礁の白化現象に影響します。
ナノ粒子はサンゴ礁に吸収される可能性が高いため、含有物質の粒径が
大きい「ナノ粒子不使用」と表記されている日焼け止めを選びましょう🌟
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ここまで長々と書いてしまいましたが…
「薬局などのお店に行ってもどれがサンゴ礁に優しい日焼け止めなのか分からない!」
という方は、「ノンケミカル 日焼け止め」「ナノ粒子不使用 日焼け止め」
このようにネットで検索をかけるとサンゴ礁に優しい日焼け止めが出てくるので
そこで気になった商品を実際にお店で探して購入するか、
ネットショップで購入するのがオススメです💗
ここからはサンゴ礁の白化現象とは関係ありませんが、
ダイビングではウォータープルーフの日焼け止めをオススメします!
「ウォータープルーフ」とは「防水」という意味であり、
ウォータープルーフの日焼け止めは、汗や水で濡れても落ちにくい特徴があります😎
体にも環境にも優しく、きちんと日焼け対策もできる日焼け止めをして
この夏快適で楽しいダイビングをしましょう😆💗