何気なく塗っている日焼け止め、その成分を見たことはありますか
海に潜る前、シュノーケリングに出かける前、当たり前のように日焼け止めを塗っている方は多いと思います🌞
紫外線対策として塗ること自体は必要なことで、決して悪いわけではありません。
ただ、その中に含まれている成分にまで目を向けたことがある方は、意外と少ないのではないでしょうか。

日焼け止めのパッケージ裏には、たくさんの成分名が小さな文字で書かれています。
普段の買い物ではあまり注目しない部分かもしれませんね。
ですが、ダイビングやシュノーケリングをする方にとっては、実はとても重要なチェックポイントなんです。
なぜなら、その成分は肌に塗った後、そのまま海の中に溶け出していくものだからです。
サンゴや海洋生物にダメージを与える成分も存在する
実は、日焼け止めの成分の中には海の環境に負担をかけてしまうものが含まれていることがあります💦
特に問題視されているのが、オキシベンゾンやオクチノキサートという成分です。
これらはサンゴの白化を進めたり、海の生き物たちの遺伝子に影響を与えたりする原因の一つとして、世界的に研究が進められています。

このほかにも、オクトクリレン、エンザカメン、トリクロサン、メチルパラベン、エチルパラベン、ブチルパラベン、フェノキシエタノールなどの成分が、海洋環境への影響という観点から注意喚起されています。
正確には、上記のすべてが同じレベルで危険というわけではありませんが、成分を知っておくことで、自分に合った選び方ができるようになります。
成分を理由に持込みを禁止している国もある
こうした状況を受け、特定の成分を含む日焼け止めの持込みを法律で禁止する国や地域が、世界各地で増えてきています。
ダイバーの行ってみたい海のランキングで必ず上位に入ってくるパラオ。
そんなパラオも、そのような国の一つなのです。
パラオでは前述の化学物質を含む日焼け止めはもちろん、同じ成分を含むスキンケア用品全般の使用も禁止されています。
空港の入国審査で確認される場合もあるため、旅行の準備段階から意識しておきたいポイントです。
そのような国で日焼け止めなどのスキンケア用品を使いたい場合どうすれば良いのか。
方法は2つです。
1つは、化学物質を含まないタイプを日本国内であらかじめ用意しておくこと。
もう1つは、現地で合法的に販売されている製品を選んで購入すること。
です。
旅先で慌てて探すよりも、事前に準備しておく方が安心ですね。
自分に合った日焼け止めの見つけ方
どこで買えばいいのか分からないという方へ
ここまでの内容を読んで、実際はカタカナばかりの成分名にピンと来ない方の方がいいうでしょう。
「で、結局どれを買えばいいの?」と感じた方も多いはずです💦
成分表示を毎回細かくチェックするのは、正直言って手間がかかりますよね。
実は近年、日本国内でもサンゴにやさしいタイプの日焼け止めが増えており、以前よりも手に入りやすくなってきています👀
大手ドラッグストアはもちろん、アウトドアショップの店頭でも見かける機会が増えました。

そんな日焼け止めを見分ける方法を簡単に紹介します。
先ほど挙げたオキシベンゾンやオクチノキサートは「紫外線吸収剤」というカテゴリーの成分です。
そのため、商品パッケージに「紫外線吸収剤不使用」と表記されているものや、「リーフセーフ」「リーフフレンドリー」「ビーチフレンドリー」「オーシャンフレンドリー」というキーワードが入っているものを選ぶ、これだけです。
専門知識がなくても判断しやすくなります。
どうしてもわからない場合は店員さんに用途と目的を伝えて、合うものを聞くのが一番ですね。
環境だけでなく肌にとってもメリットがある
サンゴにやさしい設計の日焼け止めは、多くの場合、人の肌に対しても優しい処方になっています🎶
紫外線吸収剤の代わりに紫外線散乱剤(酸化チタンや酸化亜鉛など)を使用している製品が中心。
そのため、敏感肌の方でも使いやすい傾向のものが多いです。
また、それらは石鹸や洗顔料でしっかり落とせるタイプが多いのも特徴で、肌の閉塞感が少なく、ダイビング後のスキンケアも簡単に済ませられます🌟
落ちにくさを気にして厚塗りしすぎる必要もなくなるかもしれません。
海が好きで潜っているダイバーなら、サンゴ礁や海の生き物たちのことも大切に思っているはずです🐟
日焼け止めを見直すという小さな行動からでも、海を守るための一歩を踏み出していきましょう!







