2023.10.05

ダイバーお役立ち情報

日本のダイバーのメリットを活かそう

日本のダイバーのメリットを活かそう

ダイビングは特別なレジャースポーツ!🌟

レジャースポーツにはシーズナリティがあるものが多くあります。
その中でも夏に特化したもの、冬に特化したものが特に多いです。
しかしそれらは季節に特化しているが故、ざっくり半年間以上の
ブランクが空いてしまう事が多いのです💦
 
そんな中、スキューバーダイビングは、以前述べました通り
「季節を問わず楽しむことが出来る」と言うことが魅力な為
人気のレジャースポーツとなっております🎶
 

 
・・・と言ってもやはり
「海🌊」イコール「夏」と言うイメージは
まだまだ強いと思いますので
「ダイビングは年中できますよ~」と言われても
「夏だけでしょ??」と疑問に思う方が多いと思います。
 
そこで今回は
「ダイビング」イコール「オールシーズン楽しめる」
ということを紹介していきたいと思います🐠
 

日本がダイバーに人気な理由

なぜ、日本は他国と比べてダイビングが
人気なのでしょうか。
(※以下に記載の気温・水温は地域差があります)
 
春(3月~5月)🌷
気温 10℃~20℃前後
水温 15℃~20℃前後
水温の上昇に伴い、徐々にプランクトンが増え始め
1年で見ると透視度こそ下がりますが、
海の栄養豊富な時期ですので、このタイミングを利用して
生物たちが増え始めます!
ノリスのダイバーに人気があるのは
1~2cmくらいの「ダンゴウオ」や見られる確率は低いですが
普段は深海に住んでいる「アカグツ(下写真)」です。
アカグツはこの時期に産卵の為に浅場に上がってくることが多いです。
これら以外にも、この時期でしか見られない生物たちも存在します🌸
 

 
夏(6月~8月)
気温 20℃~35℃前後
水温 20℃~26℃前後
少しずつ水温が上昇し、夏の生物が
沢山顔を出し始めます。
台風によって流されてきたとても珍しい生物と出会う可能性も。
 
また、日本海側は冬場になると北風の影響で荒れる為
夏がメインになるのですがそういった理由から
季節限定スポットとしても人気があります🔥!
日本海特有の青い海を見ることもできます。
 

 
秋(9月~11月)🍂
気温 25℃~15℃前後
水温 26℃~20℃前後
だんだん透視度が良くなり
陸上より水中の方が暖かいと感じることが増え始めます🍁
春先に生まれた生物が大きくなり、ようやく
私たちの目にとどまるようになる生物が多くいます👀
1年の中でも1回のダイビングで見られる生物の数が多いのは
秋ではないかと感じます。
ダイバーに人気の「カエルアンコウ(下写真)」もこの頃に
よく見かける気がします💖
 

 
冬(12月~2月)❄
気温 15℃~0℃前後
水温 20℃~10℃前後
陸上、水中どちらも寒くなりますが
1年で1番と言ってもよいほど透視度が良くなります☃
海の宝石、ウミウシのメインシーズンです✨
 

 
北海道では
ダイバーしか見ることのできない氷の下の世界、
流氷ダイビング」もすることが出来ます。
 

 
四季がある故、寒い時期をデメリットと思う方もいらっしゃるとは
思いますが、他国と比べると
春夏秋冬それぞれ違う海を経験でき、飽きることなく
楽しむことができるという事が日本の
メリットとして挙げられます。
 

日本のダイバーのメリット

『日本』と言うくくりでいえば
北は北海道から
南は沖縄までダイビングできるスポットは
数多くあり、観察できる生物も違えば、
環境も違う。
ダイビング一つ取っても経験の仕方が違う!
これが日本ダイバーのメリットです。
 
しかし先述した通り、
「海」イコール「夏」と言うイメージは
根強くついておりますので秋から春にかけて
海から遠ざかってしまう日本人ダイバーは
残念ながらいらっしゃいます。
 
装備さえしっかりしていればどんな海でも
快適にダイビングすることが出来るため、
「もったいない!」と感じます。
 
いろんな方が
ダイビングはオールシーズン楽しめる」と感じられるように
少しでもなったらいいなぁ~と日々感じております♪
 

「寒さ」は装備で解決!

では
なぜ寒くなってもダイビングが出来るのか。
 
ダイバーにとっての夏本番は「秋」と
言っても過言ではありません。
海の中を潜る我々ダイバーにとっては
気温に対して水温が高いのが「秋」だからです。
 
近年は一般的な夏(6月~8月)は
本州ですと黒潮の蛇行が激しいと
水温が上がりきらず陸上は暑いけれど
海は寒いという事が多々あります。
 
ですので
「寒さ」は夏でも存在します。
 
しかしダイビングはレジャーであって、
寒さの我慢比べをするものではありません。
寒い中でも快適に潜るために用途に合わせた
ダイビングスーツがあるのです。
 

透視度抜群!ダイバーの冬

ダイビングのスーツは大きく分けると
①ウエットスーツ

 
②ドライスーツ

 
この2つのスーツを使い分けることによって
気温、季節、水温、地域関係なく
ダイビングを楽しむことができます。
 
沖縄に行ったら一年中ウエットスーツでしょ?
 
あつがりな方であれば
頑張れば行けるかもしれませんが、
「頑張れば」と言う程度ですので
快適ダイビングを目指そうと思ったら
11月~3月の間は沖縄であってもドライスーツを使用されることを
お勧めいたします。
 
個人差はありますが一般的に日本近海で潜るダイバーの
ウエットスーツシーズンはおおよそ3ヶ月です。
7月~9月
それ以外はドライスーツでのダイビングが主流となります。
 
ですので
日本人ダイバーは『ドライスーツ』を使用するダイバーなのです。
 
もちろん、もっとも夏に近い
5月・6月は気温も上昇してきますので
ドライスーツの中に着るインナーでの調整を行います。
 
ウエットスーツを使用し快適だと思う水温は
目安として24~25℃前後と言われます。
 

ダイビングの醍醐味

まとめ
 
水温・気温、天候によって
ダイビングスーツを使い分けることが
スキューバダイビングを1年中楽しむことの必須条件なのです。
 
ダイビングスーツを完備した状態で
夏の暑い日にあえて暑い地域に行ったり
冬などの少し冷える時期にあえて冬特有の海に
潜りに行く!
これもダイビングの醍醐味だと思います。
 

 
皆様もこれから始まる
秋、冬の海。
是非、楽しんでください。
 
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